TERU 2003 - 2

それが「黒服」である。
バイトに目覚めた彼は「KENTOS」や当時流行のユーロビートのディスコで黒服として働くことになる。
ご存知、「歌って踊れる薬剤師」とMCで語られるゆえんはここにあるようだ。
ほどなくして、そのルックスの良さを買われてバーテンダーに変身。 ( Berry Dancer )
お気に入りのカクテルと共に甘いひと時を提供する彼の仕事振りは見事であったと思う。賑やかなバーで流れるBGM、
スタンダードなJAZZのナンバーからコンサバティブミュージック、海外のR&B、特にオムニバスのクルーズコントロールなどは
彼の中で新たなジャンルへの興味に変わり、自然が奏でるナチュラルな音源とデジタル音源の融合をインストールすることになる。
そして彼自身今まで苦手としていたはずのボーカルがこの時期に開花したのである。
魅力的な低音部、はるかに伸びる高音部をもち音域・音圧ともにすべてが人の心をひきつける甘い誘惑となり、
彼が歌うメロディーラインに甘いマスクも最高のエッセンスとして加味され、心動かされた女性ファンも後をたたなかったようだ。
(この頃のエピソードはラビタボーイズのバラード 「Tomorrow ~あなたの夢は何ですか~」 で聞くことができる)

そして、見事薬剤師となった彼は、再び音楽活動を始めるべく、最新のドラムパッドを手始めに、シンセサイザーをも手元において
常にバンド活動時代を忘れず、明確なコンセプトをもってその準備をすすめた。
その後、10年の歳月が流れ、いよいよ「La-Vita Boy‘s」結成!となったわけである。
もちろん彼は影の立役者となり、影のリーダーとしてもその手腕には定評があり、独自のアメムチでメンバーの信頼も厚い。
実際の演奏でも、レパートリーに合わせて、ボーカル・シンセサイザー・ドラムと彼の多彩振りが目を引くが、
その原点は彼の生き様そのままではないかと思う。これからどのような人生を、そして音楽的改変があるのか楽しみである。
La-Vita Boy‘s に、そして彼の魅力に今日も乾杯!である。

~ TERU‘s Music Instruments ~ 
 
Vocal Mic  Audio Technica HYP-220
Synth     KORG MS-2000 
Keyboads   YAMAHA PSR-290
Drums   Roland TD-8 
Effects  ZOOM RFX-300 to MS-2000
Mixer   BEHRINGER MX802A                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                            

LAVITABOY'S OFFICIALSITE
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